racisa【ブランドカルテ作成コース】お客様の声
株式会社オンサイド 代表 松﨑暢之様
「ブランドカルテで自分の考えを棚卸ししてからというもの、ものすごいスピードで仕事が回り始めました。」
株式会社オンサイド
代表取締役 事業創造士
松崎暢之さん
2012年6月に 【ブランドカルテ作成コース】 と 【カラータイプ診断セッション】 に申し込まれた当時は会社員だった松崎様。現在(2013年10月)は独立起業されて、自分のエネルギーにぴったり合った仕事で思う存分辣腕をふるっておられます。当時を振り返ってみてブランドカルテがどのように役に立ったのか、お話を伺いました。
━━━現在のお仕事を教えてください。
- 「事業をそだて、次代につなぐ。」をスローガンにした事業創造士です。
- 簡単に言えば、経営継承支援と次世代経営者の育成をしています。
- 単なるコンサルタントではなく、いわば、「事業部長」として中に入って実際に動くパートナーと思ってもらえればいいです。
- 創業者精神を引き継ぎながらも、時代に合った新しいビジネスモデルを作って、後継者様がより自分らしく事業を拡大していくことができるような仕組みを提供しています。
- その結果、先代経営者様には安心して会社を任せ、セカンドライフを満喫していただきたいと思っています。
- このように、私がやっているのは戦略的な「経営バトンタッチサービス」といえます。
━━━起業する前はどんなお仕事をされていましたか?
- 宅急便でおなじみのヤマトホールディングスグループにいました。
- ヤマトの流通網というインフラの強みを活かし、三千社の通販事業の立ち上げを支援したり、「当日配送」スキームを確立してネットスーパーの事業化を実現させたり、ネットスーパーで使う消耗品のコストダウンを図るプラットフォームを構築したりして、顧客企業の新規事業立ち上げとコストダウンの両方面から支援して会社の売上倍増に貢献しました。
- 今思えば当時から新事業の創出に魅力を感じていた気がします。それから、ラグビーをやっていたせいか、チーム営業とか後輩育成などのチームワークに燃えていましたね。熱すぎて上司には嫌われていましたけど(笑)
━━━順風満帆のように聞こえますが、何に困っていましたか?
- 3,000社を越える経営者との商談や事業提案を行なううちに、部外者として外側から自社サービスを提供することに限界を感じ始めました。もっとFACE to FACE で直接クライアント企業に入り込み、共に成長する活動を行ないたい、それには独立起業するしかない、と。
- でも、いざ起業するとしても、ヤマトの看板を外した後、松﨑暢之という一個人に何ができるのか、本当は何をしたいのか?考えの軸が定まらずに悩みました。
- 人のビジネスモデルを作ったり、考えさせたりすることは、今までやってきたことなので根拠のない自信はありましたが、いざ、自分の事業の方向性を決めるとなると、とたんに分からなくなって困りました。
- やれるとしたら、通販コンサルだろうか・・・などとぼんやり思っていたくらいです。
━━━申し込んだきっかけはなんですか?
- できないことは、プロにお願いしよう、ということで、さっそくネットで検索し、racisaさんのブランドカルテ作成コースを見つけました。 そこには、ミッション/ビジョン/コンセプトなど、起業するにあたって私が考えたいと思っている項目がそろっていて、それを私自身から引き出してもらえることを知り、すぐに申し込みました。
━━━ブランドカルテ作成コースを受けているときはいかがでしたか?
- 自分ひとりだといつまでも堂々巡りして煮詰まりそうなことでも、ワークに従って考えていくことで、どんどん進めることができました。また、約束のセッションまでにしっかり見つめなおす時間を持てたので、日常に流されることもなくなりました。
- 廣世さんは物腰が柔らかい反面、するどい質問で私の記述を深掘りしてくれました。セッションを重ねていくうちに、自分の想いが整理されて、ああ、私はお客様とスクラムを組んで共に成長したいんだ。得意の事業創造を経営継承に困っている経営者さんのバトンタッチに活かしたいんだ、ということに気付かされました。
- カラータイプ診断やカラータイプカードでのセッションも受けたので、自分自身のテーマカラーや、新たなビジネスのイメージカラーを決めるのも、すんなりいきました。
━━━ブランドカルテでどんな効果がありましたか?
- 効果は3つありました。
- ひとつは、もちろん自分の起業の方向性が決まったことです。
- ただの通販コンサル・・・だったのが、事業創造をバトンタッチに活かすパートナー、という軸に定まったことがいちばん大きいです。
- 二つ目は、スピードアップです。
- ブランドカルテが出来上がった時点で事業の軸ができたので、その後の起業準備がスムーズにいきました。
- 具体的には、事業計画書の作成 → 肩書き・プロフィール → ロゴ・名刺 → 会社設立 → ホームページオープン、という流れでした。 事業計画書はブランドカルテを転記し、収支計画を追加するだけ。それ以外はそれぞれプロの方に依頼したのですが、ブランドカルテに書いたことをそのまま伝えればよかったので、こちらの思いをストレートに形にしてもらうことができました。
- 結果的にはブランドカルテ作成コース終了後、約8ヶ月で起業、そのまま営業活動に入ることができました。
- 最後に、顧客獲得です。
- 自分は何者で、誰にどういうサービスを提供したいかがはっきりしたことで、人とお会いするたびにその想いをお話しするようにしていました。すると、私の想いに共感してくださった会社さんに次々と契約を結んでいただくことができました。現在起業してまだ半年ですが、すでに8社の顧問契約ができました。
- おかげさまで売上も、当初の計画より上回っています。
━━━ブランドカルテ作成コースは誰に勧めたいですか?
- いちばん利用してほしいのは起業準備中の創業者です。 私がそうだったように、事業を興すときは焦るあまり、短絡的になってしまったり、自分でも気付かないうちに軸がブレたりするんですよね(笑)
- 今では大学で講演をしたり、ボランティアで創業支援の相談を受けたりしているのですが、「事業を始めるには、こういうことをまず考える必要がありますよ」といって、私の作ったブランドカルテをみなさんに見せています。必要な方には実際にracisaさんを紹介させてもらっています。
━━━ブランドカルテを検討中の方にアドバイスがあればお願いします。
- いきなりホームページを作ったりする前に、まずこの3ヶ月間の投資は惜しむな、といいたいです。
- でないと、ぐずぐずと考えているだけで何年も過ぎてしまい、逆に時間のロスになりますから。
━━━今後racisaに期待することは?
- 引き続き、前述のように困っている起業家への手助けをお願いしたいです。
- さらにわがままをいうと、ブランディングのワンストップ化、でしょうか。ブランドカルテができた後、お客様に自分ブランドをどう体験していただくのか、お客様に自分ブランドを選んでいただけるようなコミュニケーションを設計するところまでフォローしてもらえると嬉しいですね。
お忙しい中、ありがとうございました。
株式会社オンサイド
http://www.on-side.jp/